こんにちは!浜松営業所の清水です!




4月の初旬頃、東京で大学時代のバイトの同期とあってきました。

彼らと会うのは一年以上ぶりで仕事や留学等の募る話で盛り上がり非常に楽しかったです。

彼らとは某大手居酒屋チェーン店で働いていましたが、社会の厳しさを少しだけ予習することができた良いバイト先でした。

そんな濃いバイト生活の中で、強烈に僕にインパクトを与えてくれたエピソードを一つ紹介します。



その日は、年末に向けて徐々に客足が増え始めていた11月下旬ごろだったと記憶しております。

清掃をしていると、控え室から店長と係長の話し声が聞こえてきました。

どうやら店長のもとに「店長の父親がもう長くない」と連絡が入り、実家のある佐賀県へ帰らせてほしいと係長にお願いしているようでした。

すると係長はこう言い放ちました。

「親が死ぬくらいで休めるわけないだろ」

僕は耳を疑いました、社会はこんなにも厳しいのかと。

30分ほど会話が続き、控室から出てきた店長が僕に「明日、俺の代わりに出てくれへん?」と。

僕は店長の頬を伝うしずくを見て見ぬふりをして「仕方ないですね~」と返答しました。

店長は無事父親の最後を看取れたそうです。



そんな経験から就職活動を人並みにまじめに行い、労働環境がしっかりした職場で働けています。

きついバイトでしたが、なんやかんやで楽しかったですし良い経験になりました。




浜松営業所 清水