こんにちは、営業の石田です☺️
以前何度か触れたプロスペクト理論について考えていて気づきがありました。
プロスペクト理論は得した事より損した事の方がインパクトが大きく、より損失を回避する心理傾向を指します。
動画やブログのタイトルとしては「お得なお家の買い方」より「家選び、知らずに買うと大損します」の方がインプレッションが稼ぎやすいことになります。
理論がわかっていてもつい気になってしまいます。
ふと、これを対人関係に置き換えてみたのですが、やってもらった事より自分が損をした方が強く印象に残るのが自然だとすると、次第に関係が悪くなるのでは?と疑問に感じました。
Aさんから1万円もらったけど、別の日に1万円あげた。
この場合数字はプラマイゼロですが、プロスペクト理論で考えるとマイナスに感じてしまう。
こういった感じ方をする人同士だとイーブンな付き合いがそもそも成立しないのかもしれません。
良い関係を続けようと思うとどちらもある程度自然な心理に逆らう事が必要になります。
喜びは大きく、損失は水に流す訓練です。
許す事、感謝する事。
これができないと「自分だけが損をしている」と間違った考えに陥りやすくなっても不思議じゃありません。
さらに怖いのはこういったネガティブな損失思考は実際に損を呼び込んでしまう事です。
喜んでくれる人、文句しか言わない人、どちらの人の力になりたいと思うかは明白です。
笑う門には福来るですね。
いらすとやさんの走るふくろうが可愛かったので貼らせてもらいます。
