30年くらい前に
アパートの入居率予想のレポートを作成したことがあります。
そのときに、
日本の人口推移を調査しました。
すると・・・
人口減少・・・とりわけ生産人口の急激な減少が目につき、
将来的にアパートの入居率は下がっていくだろうと予想しました。
30年たったいま・・・入居率についてなんとなくの印象は
管理が悪いアパートの入居率は下がっているように見えます・・・が・・・
管理されているアパートはそこそこの入居率を保っている感じです。
そして・・・田舎のアパートは危険な水準になっているように見えます。
また、景気が良い時の入居率と
景気が悪い時の入居率は違いがあるようにも感じます。
ポスティングしていますといろんなことが見えてきます。
アパートの入居率は思ったより様々な要素が影響して
構成されているということが分かった気がします。
人口だけではうまく説明できないということはよくわかりました。
建売業界も同じようなことが言えるような気がします。
人口が減っていくから全体的に衰退していくと結論付けるのは
少し違和感があります。
原価管理・施工体制・営業体制など・・・いろんな要因が複雑に影響を与えて
いることが良くわかります。
アパートの入居率の経験を考えるとまだ結構長い時間、
競争は続くんだろうなと感じます。
一気に悪くなることは経験的にないかなと・・・・
その中で、やはり挑戦を続けないと最終的には
なくなってしまうだろうなと感じます。
企業が生き残る唯一の方法は「変化すること」・・・
30年以上前の本「会社の寿命」に書いてありました。
その通りだと思います。