先日、お墓参りにいってきました。

船明の墓石群は西向きに建っています。

普通は家と同じでなるべく南向きに

墓石群は計画されることが多いのですが、

船明は違っています。

理由は・・・・たぶん・・・

西向きにしますと蛇行する天竜川が見えるのです。

畏敬の念と同時に、

辛い時も苦しい時も寄り添うように

変わらずそこにあるという安心感・・・・

天竜川に見守られているような気持ち、わかります。

きっと祖先の皆様も同じように感じていたことでしょう。

その天竜川をずっと眺めていられるようにしてあげたい・・・・・

そんな設計者の配慮が感じられ

その気持ちに癒されます。

江戸時代(もっと前?)にはあったと思われる船明の墓石群ですが・・・

悠久の時を超えてその優しい気持ちが伝わります。

時間を超越するやさしさってすごいな。