リーマンショックで、

日本経済が落ち込む中、

建売業界は「リーマン景気」と呼ばれるほど販売が好調でした。

実感としても、かなり忙しかった記憶があり、

休みもほとんどとれないような感じでした。

 

コロナ禍も、そういった時代と同じだったのかもしれません。

建売業界にとっては、実は「コロナ特需」であったのかもしれません。

コロナの収束は、「特需の終焉」を意味しているようにも見えます。

このところの大手ビルダーの利益の落ち込みが明らかになっています。

そして・・・・

アフターコロナ・・・というかアフター特需の対策がどこの会社も

見えていないように感じます。

 

弊社としては、やるべきことは変わらず、

基本的なことを誠実にコツコツやるだけです。

特需後だけに前期比で考えますと

厳しい数字になると思いますが、

特需期間であったと理解すれば、それほど心配することはないかな???

とも感じます。

正確な認識をもたないといけないと思い、いろんな数字を見ながら考えていますが、

今のところ特需であったと理解するのが一番合理的な結論に感じます。

 

そういう見方をしますと、

住宅・不動産会社に限って言えば、

コロナ禍で売上・利益が伸びていない会社は危険信号???かもしれない・・・・

という結論にも至ります。(-_-;)

 

コロナだから仕方ない・・・みたいな間違った認識が、

結構重大な結果を招いてしまうような気がします。

不動産・住宅業界で、コロナ禍だから厳しい経営環境になっている・・・・みたいな

決算の説明書が多数、見られましたが、現実は全く違っていたと今になって感じます。

経営環境が厳しいどころか好環境だったにも関わらず、

厳しい経営環境になってしまったのは、コロナのせいではなく、

自らの力不足・・・ということに帰結し、

アフターコロナは、さらに厳しい状況に追い込まれると感じます。

 

ちょっとした油断や認識のズレが大きなロスを生んでしまいますね。

まさか・・・コロナ禍がコロナ特需だったとは・・・・

なかなか気が付かないだろうな・・・・