某大手ビルダーがガバナンス・コンプライアンス体制の強化を打ち出していました。
業界内ではブラック企業のレッテルがありましたので、
的確な判断だと思います。
この会社の利益率は異常に高いのですが、
二つ理由があると感じています。
ひとつには、
難しい設計・難しい施工をするなかで競争相手がいないこと。
もうひとつは、営業管理が厳しいこと。
この二つをもって異常な利益率をたたき出しているような気がしています。
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ハウスメーカーをみても
営業管理に厳しい管理者が着任しますと目に見えて業績がよくなります。
いなくなると目に見えて業績は下がっていきます。
売っている商品は同じです。(-_-;)
この傾向は明らかですが・・・・・
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「異常な厳しさ」は経営にとって「禁断の果実」だと思っています。
大きな間違いを引き起こしてしまう原因になりうる・・・と・・・
中古車販売の業界もそうでした。
国家も同じです。
民主主義的風土がない限り組織は継続成長しえない・・・・と考えています。
そこには経営陣批判もあると思いますが、
まー本当に間違っていることもあると思いますので
それはそれでよいのかなと思っています。
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ついでにいえば
仕事に「厳しさ」は必要です。
「甘さ」と「厳しさ」の境目、
「厳しさ」と「異常な厳しさ」の境目、
を的確にジャッジして指導することが管理者には求められるような気がします。
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楽なほうへ流れてしまうと経営は破綻します。
難しい話になってしまいますが、
民主主義と行きすぎたポピュリズムの関係性に似ていると感じています。
行きすぎたポピュリズムは、
長期的な視点を欠くため組織は不安定な状態に陥ります。
そなってしまうと会社は存続不可能です。
簡単にいうと
厳しすぎても甘すぎてもダメなわけです。
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朝方、月が見えました。