建売物件の売買金額が下がっているとのコンサルの指摘・・・

たぶんそうなのだけれども・・・

その傾向を受けて全体的に販売価格を安くするような施策を・・・

というアドバイスは間違っていると感じます。

影響を受けているのは高価格帯の建売で・・・・

販売戦略上、中価格帯の建売について価格を意図的に下げる必要はなく・・・・

まして低価格帯の建売はさらに下げる必要もないのかなと感じます。

資金繰りとか、資本回転率とか別の意図のために

価格を下げるのであればわかるのですが。

また・・・・

現在のビルダーは必要以上に資本回転率にこだわっていて、

どうしてそういう経営になっているのか理解できていないのかな???

と感じることろがあります。

30年以上前のバブル崩壊時、ビルダーは資金繰りに相当苦労した経験から、

土地の下落局面ではとにかく早い販売が重要となり、

資本回転率が注目された経緯があります。

つまり・・・土地の上昇局面では、

損してまで重要視するような指標に感じません。

金融機関に了解が得られるところまでは粘り強く販売を続けることが

重要だとおもいます。土地は上昇局面にありますので放っておけば

勝手に値上がりするわけですので・・・。

株価、物価上昇、人件費高騰、円安など考えますと

建売価格だけ急激に下がることは考えにくい気がします。

問題は別のところにあるということを

疑うべきだと感じます。

わかんないだろうな・・・・知らんけど(笑)