こんにちは、営業の石田です☺️

日銀の金利引き上げがニュースになっていました。

私も変動金利で住宅ローンを組んでいますので、家計への影響をどう考えるべきか、他人事ではありません💦

個人的には「とりあえず様子見」で、変に慌てる必要はないかなと考えています。

落ち着いて状況を見て堅実に対応していくのが一番です。

三菱UFJ銀行が短期プライムレートを1.475%から1.625%に引き上げ

→変動金利の指標になる短プラを0.15%引き上げるようです。

例でいいますと借入額3,000万円、35年返済で適用金利0.5%を0.65%に値上げすると月返済の差額は2,005円程増加します。

これを多いと捉えるか少ないと捉えるかは個人差がありますが、月2千円の支出を減らす、または収入を増やすのは現実的に充分対応できる範囲かなと思います。

住宅ローンの月々支払い額への影響

変動金利の見直しは半年に一度ですが、多くは金利が上昇5年間は返済額を据え置き、6年目からも125%を超える返済額にならないルールがあります。

(当初固定金利や元金均等払いなど適用にならない場合がありますので借入先に確認して頂くと良いと思います)

その間は利息分が増え、元金返済部分が減る状況になりますので完全に大丈夫というわけではありませんが、個人的には5年の猶予が作れるところにメリットを感じます。

5年あれば家計の見直しや対策をする時間が十分に得られると感じるからです。

金利上昇の影響

円相場やインフレ率は誰にも予測できませんが、一般的には金利が上昇するとインフレ抑制効果があると言われています。

引き上げの発表からか円高に動いているようですが、こちらも輸入には有利になります。

物価高が抑制され、輸入品の値段も落ち着いてくるとすると、家計にとってはありがたいです。

ざっくりとした例ですが、月10万円の支出で物価が3%上がると月3,000円程の影響になりますので、こちらが落ち着いてくれると利上げとの損益バランスが取れてくるかもしれません。

●まとめ

以上のような理由でとりあえず様子見で、借換えや一括返済などは特に動かなくて良いかなと考えています。

個人でできる事は変わらず支出を減らす事と収入を増やす事になるかと思いますが、一番すぐにできる事は支出の見直しでしょうか。

変に怖がってしまい、地震がきたときに慌てて飛び出て怪我をしてしまうような事がないように、落ち着いて堅実に対応していきたいと思います。

それにしても色々な要素が絡み合う中で金利を決定するのってどれほどのプレッシャーなんでしょう…。

優秀な人たちの考える事には及びませんが、コツコツがんばっていきたいと思います。