建売販売(仲介)を本格的にはじめたのは、

たしか・・2007年の冬だったと思います。

翌年の夏にリーマンブラザーズが経営破綻しました。

 

その前は収益物件の買取・再販をしていましたが、

サブプライムローンが2007年に問題になっていたため

仲介業に転向を決めたのが2007年の年末でした。

そこからは怒涛の日々で・・・・働きまくりました。

年間で4日くらいしか休まない日々が何年も続きました。

リーマンショックがありましたが、

ローコスト系建売の売れ行きはすさまじく・・・・

休んでいる暇がありませんでした。

リーマンバブルでした。

 

そのなかで・・・

大手ビルダー内の権力闘争に不穏な空気を感じ、

(お客さんより社内・上司が大事・・・みたいな空気感)

心建設を設立しました。

昔、地主さんから勉強させてもらったことも大きく影響しました。

その方は、大手自動車会社の下請け工場を経営していたのですが、

大手から、いいように使われてしまい利益が全然でない・・・

仕事の受注先が1社しかないので、

従わざるを得ない・・・・生まれ変わったら二度と工場はやりたくない・・・・

と、涙目で、おっしゃっていました。

仕事の受注先は1社に絞るとリスクが高いのだと

身をもって感じていました。

 

今になってみますと・・・・

2008年以前から浜松市で、建売の仲介を本格的にやってきた不動産業者は

ほとんど残っていないと思います。

 

弊社も業態を少しづつ変えながら、仕事を継続してきています。

そうみますと、一つの仕事で継続的に仕事ができるのは

7年前後がいいところかな???と思います。

会社の寿命を延ばしていくためには、

やはり時代にあわせて「変化」する必要があると思います。

同じことをやっていれば居心地はよいかもしれませんが、

社会からは排除されてしまいます。

 

本当に見事なくらいに不動産業界の勢力図は変わったな・・・・と感じます。

そのなかでよく生き残ったなと・・・・

いつでも必死でしたので、

気が付いたらだれもいなくなっていた・・・・って感じがします。

次々に新しい不動産業者が建売の販売に注力していますが、

たぶん・・・経験上、続かないだろうと・・・・

なにか新しい発見がなければ同じことの繰り返しになると思います。

どんなに優秀な営業マンでも同じ道をたどると思います。

歴史が証明しています。

 

ゆえに・・・・

いつでも新しいことに挑戦をして、

新しい法則、新しい需要を発見しなければいけないと思います。

新しいことは面倒ですが、

企業やビジネスマンとしての寿命を延ばす方法は「変化する」こと以外にはありません。

絶え間なく挑戦するしかないのです。

 

 

昼休みをした公園に、梅の実が落ちていました。

かわいい・・・